AI動画を簡単に生成できるAnimateDiffをどこよりもわかりやすく解説

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「AIに動画生成はまだできない」「AIで動画生成できてもかなり手間がかかる」
と思っている方は、多いのではないでしょうか?

今回は、たった1枚の画像からAI動画を生成できるAnimateDiffを誰でもわかるように徹底解説いたします。

AnimateDiffとは?

AnimateDiffで動かしたアニメ少女のgif

簡単に説明すると、1枚の画像から一貫性のある動画を生成できる技術です。
この技術のすごいところは、今までと違い元の絵の状態を保ったまま生成できるという点です。

どこで使えるの?

AnimateDiffを利用する方法は以下の2つです。

  1. Stable Diffusionを利用する
  2. Memeplexを利用する

今回はタイトルにもあるように、Stable Diffusionを利用します。

Stable Diffusionを使ったことがないという方は、まずこちらの記事をご覧ください。

ゲーム風のフードを被った少女の画像
Stable Diffusionの使い方

AnimateDiffの設定方法

初心者の方でもわかるように解説していくので、落ち着いて真似してください!
手順は以下の通りです。

  1. GithubにアクセスしCodeのURLをコピー
  2. Stable DiffusionにAnimateDiffをインストール
  3. Google driveからモデルのダウンロード
  4. Stable DiffusionにAnimateDiffのモデル追加

Githubにアクセス

まずこちらのGithubにアクセスします。
次に緑ボタンのCodeをクリックします。

githubのスクリーンショット

次にHTTPSのURLをコピーします。

githubのスクリーンショット

Stable DiffusionにAnimateDiffを追加

先ほどコピーしたURLを貼り付ける作業に移ります。
まずStable Diffusionを開いたら「Extensions」をクリックしてください。

Stable Diffusionの設定画面のスクリーンショット

次に、「install from URL」をクリックします。

Stable Diffusionの設定画面のスクリーンショット

「URL for extension’s git repository」にGithubでコピーしたURLを貼り付けます。

Stable Diffusionの設定画面のスクリーンショット

そしてオレンンジボタンの「Install」をクリックします。

Stable Diffusionの設定画面のスクリーンショット

先ほどの「Installed」の画面に戻り、「Check for updates」をクリックします。

Stable Diffusionの設定画面のスクリーンショット

最後に、「Apply and restart UI」をクリックしてAnimateDiffのインストールは完了です。

Stable Diffusionの設定画面のスクリーンショット

Google Driveからモデルのダウンロード

先ほどのGithubの画面を下にスクロールすると、「How to Use」が出てきます。
そこにある「Google Drive」をクリックします。

githubの画面のスクリーンショット

すると、こんな画面に移動するので、「mm_sd_v15.ckpt」をダウンロードします。

Google Driveのスクリーンショット

Stable DiffusionにAnimateDiffのモデル追加

Stable Diffusion WebUIのフォルダを開き、「extensions」をクリックします。

フォルダのスクリーンショット

次に、「sd-webui-animatediff」をクリックします。

フォルダのスクリーンショット

そして「model」をクリックします。

フォルダのスクリーンショット

最後に、Google Driveからインストールした「mm_sd_v15.ckpt」を「model」フォルダにドラッグ&ドロップで移動させます。
※移動前は「model」フォルダには、.gitkeepファイルしか入っていない状態です。

フォルダのスクリーンショット

Stable Diffusionを再度起動すると、AnimateDiffが追加されています。

Stable Diffusionの起動後の画面のスクリーンショット

AnimateDiffの使い方

使い方は非常に簡単です。
まずは5つの項目がどういう役割を果たすのか説明しますね。

各項目の紹介

AnimateDiffの設定画面のスクショ

名前 役割
①Motion module ここはモデルの選択をする箇所です
②Enable AnimateDiff AnimateDiffの機能のON/OFF。使うときはチェックを入れておきましょう。
③Number of framers 何枚の画像を使って動画を作るのかを決める場所
④Frames per second(FPS) 1秒に何枚の画像を使用するのかを決める場所です。
⑤Display loop number 生成した動画をどのくらいループするのかを決めます。0の場合は無限ループ。
③Number of framersは数値を大きくしすぎると動画が破綻するので、16以下で使うのがおすすめです。

実際の使い方

まず画像のモデルを選択するのですが、今回は「ShiratakiMix」を利用します。

shiratakimixのFV画像
ShiratakiMix

海辺の少女

プロンプト
cute little girl standing in a Mediterranean port town street,wind,pale-blonde hair, blue eyes,very long twintails,white dress,white hat,blue sky,laugh,double tooth,closed eyes,looking at viewer,lens flare,dramatic, coastal
ネガティブプロンプト
(easynegative:1.0),(worst quality,low quality:1.2),(bad anatomy:1.4),(realistic:1.1),nose,lips,adult,fat,sad, (inaccurate limb:1.2),extra digit,fewer digits,six fingers,(monochrome:0.95)

こちらが実際にできたアニメ動画になります。
まだ2秒ほどが限界ですが、これだけでもかなり可能性を感じます。

少女のgif

 

雨あがりの制服少女

プロンプト
(solo), cute little (1girl) walking,path,[from below:1.2],brown hair,sine short hair,brown eyes,puddle,Water Reflection,rain,floating water drop,hydrangea,(blurry foreground),dynamic angle,asphalt,(blue sky),lens flare,school uniform,(glitter:1.2)
ネガティブプロンプト
(easynegative:1.0),(worst quality,low quality:1.2),(bad anatomy:1.4),(realistic:1.1),nose,lips,adult,fat,sad, (inaccurate limb:1.2),extra digit,fewer digits,six fingers,(monochrome:0.95)

雨上がりの少女のgif

 

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