誰でも簡単に使えるAIとカスタマイズもしたい方向けにそれぞれ2種類ずつ用意してます。
DemoAI | ViggleAI | champ | Magic Animate | |
---|---|---|---|---|
クオリティ | 〇 | △ | ◎ | × |
得意な画像 | リアル/イラスト | リアル? | リアル | イラスト? |
料金 | $9.99/月~ | 無料 | 無料(PCがない場合Google Colab必要) | 無料(PCがない場合Google Colab必要) |
特徴 | よくあるAI動画風 | 雑コラ風 | なめらか | 全体的に崩れやすい |
よいところ | 簡単にできる | 他にない独自な雰囲気 | クオリティが高い、カスタマイズができる | – |
よくないところ | 顔や姿が変わりやすい | 境界が雑、動きが不自然 | 実行に時間がかかる | – |
カンタンに試したい方向けAI 2選
とりあえず試したい、SNSで投稿してみたい、とかであれば、DemoAIが圧倒的におすすめです!
DemoAI ~ クオリティと楽さでNo.1
こちらのボタンからDiscordにアクセスしてください。最初にいくつかのアンケートと利用規約に同意する必要があります。
- 簡単に作れてクオリティ高め
- 月額料金がかかる
- 顔やベース画像と変わる
生成動画
ただ、顔が結構変わってしまうこともあってそれが難点ですね。
アニメ系もいけるみたいです。(うまくいかないこともあるので、いくつか試す必要ありです)
料金
Basic Plan | Standard Plan | Pro Plan | |
---|---|---|---|
料金 | $9.99/月 | $19.99/月 | $49.99/月 |
クレジット | 500画像 or 30動画 | 1200画像 or 80動画 | 3000画像 or 200動画 |
詳細は以下の通りです。
使い方
generate-○○のチャンネルに移動してください(どこでもOKです)
次に、メッセージを入力するところで以下を入力します。
/move
すると、image、video、promptを入力するフォームがでてくるので、ここにそれぞれ入力します。
prompt: --port
最後に、生成動画の時間を選択します。元の動画に合わせて選択してください。
今回は、Gen 10sにしました。
あとは待つだけです!
完成!
ViggleAI ~ まだまだ発展途上
こちらのボタンからDiscordにアクセスしてください。最初にいくつかのアンケートに答える必要があります。
- 無料で使える
- 3Dっぽいテイストになる
- 切り取りがしやすい動画が出力される(ただし境界少しおかしい)
生成動画
ちょっと雑な切り取りになってしまうのが難点です。今後のバージョンに期待といった感じですね。
料金
無料で使うことができます!
使い方
animate-○○チャンネルに移動してください。(番号はどこでもOKです)
そして、メッセージ入力欄で以下のコマンドを入力します。
/mix
以下のように、image、video、background、finetuneを設定します(backgroundとfinetuneは選択式になってるのでそれぞれ選択してください)
しばらく待ちます。
完成!
カスタマイズもしたい方向けAI 2選
Githubからコードをダウンロードして試します。Google ColabまたはWindows/Linuxで実行可能です。
どちらもとにかく時間がかかります。(特にセットアップ)
champ ~ 無料でクオリティも高い
champもかなり評判は良かったので期待していたのですが、元のベース動画に合わそうとして顔や体系が変になってしまうのが気になりました。
- クオリティが非常に高い
- カスタマイズができる(顔を安定させるなども可能)
- セットアップに時間がかかる
- 無料でできる
- イラスト系よりリアル系が得意
生成動画
デモとして用意されている動画だと、おかしな動きも少なく、細部までしっかりしてますね。顔もあまり変わっていないのがいい感じです。
実際に作成してみた動画がこちら。リアル系が得意な印象です。
リアルとイラストの中間の絵でもいけそうです。
使い方
champはGoogle ColabやNVIDIAを積んだWindows PC(UbuntuなどLinux系も可)で利用できます。
以下の記事で簡単にデモを利用できます。
画像のキャラクターを動かす系で今流行っているのがchampです。 champはオープンソースなため、無料で利用することができます。 MagicAnimate、Animate Anyone、AnimateDiffなどをベースに作られて[…]
より極めたいという方は以下の記事がおすすめです!コードを書かずにカスタマイズまでできます。
この記事では「champ」を使った画像を動かす方法について、徹底解説しています。 ダンスAIが流行っていますが、意外と…
Magic Animate ~ 顔が歪みがち
Magic Animateは動く系のAIの2番手で登場したAIですね。(一応老舗、、?)
ただ、クオリティは進化していないようです。
- クオリティは微妙(顔がおかしくなりがち)
- champよりは軽量だけど時間はかかる
- 無料でできる
生成動画
以前、実験で僕をダンスさせてみた動画です。顔がちょっとおかしくなってますよね、、。
こちらのツイートで紹介されている動画でもやはり顔がゆがんでいますね。
使い方
Magic AnimateはGoogle ColabやNVIDIAのグラフィックボードを積んだWindows PC(UbuntuなどLinux系も可)で利用可能です。
詳細な動画生成の方法は長くなるのでこちらの記事を参照してください!
画像のキャラクターを動かすのが流行っていますね。 Animate Anyoneが注目されてから、すぐにTikTokを運営するByteDance開発のMagic Animateが公開されました。 Animate Anyoneは2023[…]
結論、簡単: DemoAI、プロ: champで間違いなし
DemoAIが楽でクオリティも高くて良いですね。とりあえず、2024年10月時点では、DemoAIを使えば間違いないと思います。
ただ、より極めたいという方には、champをおすすめします。以下の記事を参照にするとクオリティの高い動画を生成することができます。
この記事では「champ」を使った画像を動かす方法について、徹底解説しています。 ダンスAIが流行っていますが、意外と…
DemoAIとchampの比較
ちょっとここでDemoAIとchampのクオリティを比較してみましょう。
リアル系①
ベース画像:
ベース動画
DemoAIで作成した動画(顔が完全に変わっていますね)
champで作成した動画(ベースの画像の顔が残っていますね)
リアル系②
ベース画像:
ベース動画:
DemoAIで作成した動画
champで作成した動画